今回大阪旅行が決まって東京ー大阪間の3時間に及ぶ新幹線の暇つぶしとしてポッドキャストでも聞いていようか、と思って長年使っていたワイヤレスイヤホンに目を向けてみる。
すると今までの旅行で音楽、ポッドキャスト、そしてさくら通信のアプリなどを再生し続け、時には何も再生せず耳栓としての役割をこなしてきたして3000円のソニー製の白のワイヤレスイヤホンはもともと白かったコードが手垢で茶色になり耳に入れるゴムもヨレヨレのおじいさんのようになってきた。
数々の旅行での時間を共にしたこのイヤホン、愛着はあったがテクノロジーが日進月歩で発達する現在の状況を考えると飛躍的に性能が進歩している可能性があることに気付き新しいものを購入しようとアマゾンを検索。
色々調べてみるとXのニーズにマッチする一品を発見した。
ニーズと大げさに言っても過去記事でも触れた通り10代、20代の時のように最新の音楽を貪欲に探して見つけたお気に入りの楽曲を最高の音質で楽しむわけでなくポッドキャストで所謂ラジオを聴くか耳栓にしているだけのおっさん用途なのでこだわりは少ない。
しかしながらその少ないこだわりにもマッチする機能があることを知ったので今回話題の焦点を当ててみた。
ノイズキャンセリング機能
その機能とはノイズキャンセル機能である。ノイキャン、別名ANC(アクティブノイズキャンセリング)。
この機能は今まで飛行機や電車などに乗っている時、音楽を聞いて騒音ストレスをごまかしていた従来の環境に対し、拾った音自体を変換してリダクションしてくれる機能である。
初めは半信半疑だったもののどうせ新しいもの買うのであればトライしてみようといろいろ検索してみた。
今回のニーズは以下
- 音質はどうでも良い
- ネックバンド式(完全ワイヤレスだと2秒で紛失するので)
- しっかりノイズキャンセルが働く
- Bluetooth接続
- コケたら嫌なのでなるべく安いもの
- カナル式
検索しているとノイズキャンセリング機能がついて評判が良いものは結構値段がする。有名どころだと天下のアップル、オーディオ界の大御所BOSE、世界のソニー、世に名を馳せるメーカーはどれも2万円以上。
そもそも論で今回の3泊4日の大阪旅行の新幹線、ホテル込みの値段が2万円なのにそれより高くてどうするという結論に。
そこでいろいろググりまくって目に留まったのが以下の商品
見たことも聞いたこともないメーカーではあったが購入者のレビューもよく、この時アマゾンで買うと16800円、エントリーモデルとしては申し分ないと判断しアマゾンで購入。
こいつがなかなかのものであった。(しかしながら後日アマゾンタイムセールで11000円ぐらいで売っていてショックを受けた。原価なんてあってないようなものである)
良い点
ノイズキャンセルを起動させると高音(女性の声など)は拾いやすいもののスイッチオンで一気に静寂に包まれた世界になる。
コーヒー屋でのうるさい換気扇の音はゼロ、外の車やバイクの音などはゼロとは言わないものの8割程度カットされる感覚だ。また、ネックバンドが収納時に邪魔、と言ってもバンド部分は柔らかくグニャグニャに曲がるので収納にも気を使わない。


後日、ノイズキャンセル機能に関して先にリンクを貼ったアップル社のAirPodsProと比較する機会があったが性能は値段差ほどの遜色はなくかなり良い商品であった。
ちなみに先に挙げたAirPodsProなどには外音取り込み機能がありイヤホンを装着したまま外の素の音が聞き取れるようになっている。
しかしネックバンド型のこの製品であれば外の音を聞きたい場合、耳からイヤホンを外せば済む。
AirPodsProのような完全ワイヤレスであれば耳から外すという動作により紛失の可能性が高まるため外音の取り込みは大切だが今回は紛失防止でネックバンドが欲しかったのでその辺は無視した。
実際に直近で旅行に行った大阪までの新幹線、長崎までの飛行機などで使ってみたがその消音レベルは時間が経つとヘタってしまうサイレンシアなどの耳栓にはもう戻れないという程素晴らしい。
イマイチな点
装着したまま横になって寝る時に使用することを考えカナル式をチョイスしたが、下の写真で赤ワクで囲ったヘッドの部分が結構大きい。
この部分にマグネットが内蔵されており耳に装着していない時に首元での安定感を出すには便利、ということもあるがイヤホンを装着したまま横向きで寝てみるとヘッドの部分が耳に当たってしまい結構痛いのがイマイチな点。
あとは電池の残量が分かりにくい点であろうか。アイフォン7を使っていた時はBluetoothで繋ぐとホーム画面に電池残量が表示されたが最近アイフォン12に乗り換えてみたところBluetoothで繋がっても電池残量表示が出てこない。
この辺はアップデートしてほしいところである。
まとめ
なかなか気付きにくい部分ではあるが旅行で感じるストレスの中で騒音は結構な面積を占める。
治安が悪いところや交通ルールがあってないような場所でイヤホンしていると大抵死に目を見るが比較的まともな場所を移動する際や日本国内の旅行、飛行機の中などの治安が維持された交通機関で移動する際に活用するとノイズがなくなりグッと旅が快適になること間違いなしである。
おしまい。
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