ススキノ旅行2日目、昼間の暇つぶしとして小樽へショートトリップ。
小樽へは20年ほど前に行った記憶があったがほとんど覚えておらずせっかくなので札幌から電車で約1時間、足を延ばして行ってみた。
目的はクルーズ、博物館&前日のガールズバーで情報を入手した西やというらーめん店である。
前日の昼は梅光軒、夜はいそのかづお、というらーめん2連荘をこなし胃がもたれ気味だったのでこの日は朝食は食べずに昼に西やで食べようと累計ラーメン3連荘計画を立てた。
まずはレッドプラネット札幌中央ホテルを10時過ぎに出発しすすきの→札幌、そして小樽に向かう。


電車の中は連休で家族連れやカップルが目立ちコロナの状況を忘れてしまったかのような雰囲気だ。
今回小樽の博物館から中心街へ戻る交通手段としてタクシーを利用した際タクシー運ちゃんと世間話をしたがやはり9月の連休は明らかに観光客が増えたとのことであった。
現在はGOTOキャンペーンから札幌が外されたりと色々大変だがこの時はまだ人の動きは多かった。
そして電車の中でボケーっとポッドキャストで海外ブラックロードを聞いているとあっという間に小樽に到着。


ちなみにこの街、車がないと意外と歩くことになる街でもあるので重い荷物を持って一日観光する場合は駅にコインロッカーがあるので迷わず預けるようにしよう。
また、荷物を預けたとしても歩くのが嫌な人であればレンタルサイクルもおすすめ。
Xは歩くのが嫌なのでチャリンコを借りようと試みたが全て出払っており借りられなかったので早めの手配をオススメする。


小樽に到着時、すでに昼時になっていたのでまずは駅前のラーメン西やへ。
スマホでググると駅前のロータリーに面しているロケーションなのだがなかなか見つけられない。
グーグルマップを見ながら駅のロータリーに面したフラグの方を向いてみると。


東京の感覚だと2階にラーメン屋があるケースはほとんどないのでやはり北海道の商習慣は新鮮だ。今回の旅行で訪れた札幌ラーメンの代表格すみれ然り、いそのかづお然り、路面店でなくとも客が集まるのはある意味すごい。
そして入店するため階段をのぼる。
店に入る前にメニューがあるので確認。券売機の店舗なので事前学習しよう。
前日行ったガールズバーで勧められたのはこってり系の味噌であったがここは運河の街小樽、海鮮ラーメンをチョイス。というかこってりは胃もたれで気持ち悪くて食べれない。


食券を渡し、らーめん到着。
透明に近いスープに磯の香り、上品かつ歯ごたえのある麺。
前日のガールズバーでの飲み放題の安酒と深夜らーめん店のいそのかづおのニンニクにやられた胃に優しくアプローチしてくれる。
店員さんもとても丁寧で好感が持てる接客だ。
この店、小樽にきてまでラーメンもどうかとは思うが是非トライしていただきたい。
ちなみに前日寝る前に食べたススキノにある「いそのかづお」の凶暴具合はこんな感じだ。
いそのかづおの対極にあるさっぱりしたラーメンを一通り平らげ、小樽にきたら運河クルーズ、いうことで早速チケットを購入。駅の目抜き通りをまっすぐ歩くこと約10分。
クルーズ乗り場を発見した。
このクルーズは比較的頻繁に船が出ているものの、繁盛期などは待ち時間もありそうなので先にチケットを買って待ち時間の間に観光すると効率がいいかも。


ちなみに前日のガールズバーミリオンで青の洞窟の話を聞いて行ってみようと調べたが全て船が完売になっており諦めた。
後日、たまたま同じ日に小樽を訪れていた旅行者と話す機会があったのだがその人はチケットは完売で船に乗れないのは知っていたがダメもとで駅のツーリストインフォメーションで聞いたところ、もしかしたらまだ売ってるかもという前提で業者紹介を受けて無事に行けたとのことであった。
もし代表的なツアー会社のチケットが完売でも駅にあるツーリストインフォへアタックの価値はあり、ということだろう。
その人曰く小樽の青の洞窟はイタリアのそれより綺麗だったと言っていた。
ハナから行くのを諦めてしまった身からすると聞けば聞くほど残念である。
過去を気にしてもしょうがないので話を戻そう。
運河クルーズ出航。


約30分ぐらいの航行中はガイドさんが色々小樽の歴史を絡めながら航路に沿った建造物などの説明をしてくれるので将来においてあんまり使わないかもしれない小樽ナレッジを十分に学べるツアーである。


クルーズの後はガラス細工屋さんを見学。


その後歩いて小樽市総合博物館へ。
おみやげ屋さんが密集している東部エリアから街の西部に位置する博物館は意外と遠く、西へ歩いていくとだんだん人気がなくなりぺんぺん草しか生えていない道をグーグルマップを頼りに歩き、挙げ句の果てに雨風も強くなってきて荒廃した街を彷徨いながら30分ぐらい歩いて何とか到着した。もうぐったりである。距離感がわからない初訪問地であるあるの話になってしまった。


気合い入れてたどり着いたこの博物館。結論から言うと大ゴケであった。
自分が勝手に歴史関係の博物館と勘違いしており、実際訪問したら電車系の博物館で全てが分からないワンダーランド。
しょうがないので到着し20分で撤退。でも電車が好きな人には良いかもなので好きな人は行ってみよう。
帰りはもう歩けないと判断し配車アプリ、DIDIでタクシーを調達。この博物館にはタクシーが常駐していないのでアプリを入れておいてマジでよかった。
そして向かった先は小樽総合博物館の運河館。紛らわしいが総合博物館は鉄道メイン、運河館の方は風俗(歴史の)となっている。
こちらの博物館も2時間ぐらいかけて回ろうかと気合い入れて行ってみたものの意外と小さく拍子抜け。小樽の歴史勉強は20分足らずで終了してしまった。


博物館見学も終わり全ての目的を達成したので煩悩の街ススキノへ戻ることにし、マッサージの予約の電話を入れる。
前日に予約をしていなかったため門前払いを食らったリラクルである。お風呂やさんに行ってからマッサージがベストと判断し帰りの電車の時間を緻密に計算してから事前予約。そしてススキノへ帰還。
ススキノに戻り無料案内所で紹介してもらったタッチレーベルへ。


このお店で出会った嬢はあまり詳しく書くと特定されてしまうため記事にはしなかったのだが、ナイナイの岡村くんが言っていたことがそのままという、利用者からするとレベルはアップグレードだが気分は重い、そんな出会いであった。
ここで紆余曲折あったもののスッキリさっぱりした後はリラクルでマッサージを受け休憩がてらにホテルに戻りこの日はガールズバー巡りはお休みとしてホテル飲み。


そして酔いがまわって血糖値がダウンして来た頃を見計らって〆のラーメンへ。
この日は前回のススキノ訪問時、忘れられない味を提供してくれたラーメンもぐらへ。ススキノで初めて食べたラーメンは過去にご紹介したこの店である。
翌日また具合が悪くなること必至の多めの麺とやたらでかいチャーシュー、そして脳内麻薬をも引き出す濃い味付けが癖になる逸品である。
今回も前回と同じく味噌バターコーンを注文。
追い込みのビールをぐびぐび飲みながら脳が痺れてこの日は終了。
この旅行スタートしてから梅光軒、いそのかづお 、西や、もぐらと4連荘のラーメンであった。
続く。
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