今回は2020年7月に行った9泊10日の北海道旅行で宿泊したコテージをご紹介。旅行8日目に2泊した帯広近郊の中札内フェーリエンドルフである。
帯広から車で約40分、一度聞いただけでは覚えられない名前のこの施設はドイツ人建築家がコテージなどの設計をしたためこのような名前なんだとか。
この施設内はとても広く移動は全て車、宿泊客は無料で収穫OKな野菜農園があったり、朝食用に卵を生んでくれる鶏たちがいたりと自然と触れ合いながら生活ができる上、ペット同伴可のコテージもある。
森に佇むヨーロッパ風のコテージ、もしくはここ数年流行っているグランピングでゆっくりのんびり北海道を満喫できる施設である。


ご参考までに9泊かけた今回の旅のルートはこちら。
アクセス
新千歳空港から3時間弱、帯広市街地から無料の高速道路をかっ飛ばし約40分、今回利用はしていないが帯広空港からも20分ほどでアクセスは良好。
夜になると敷地周辺は漆黒の闇に包まれてしまう環境だが車で10分ほど走ればホームセンターやスーパー、コンビニなどがあり生活するにあたり必要な物はほとんどすべて現地調達ができる便利な立地。ただし、コンビニを除いて閉店時間は早めなので時間は気をつけよう。


市庁舎
要するに宿泊受付の場所であるが、快適な滞在の為にここをうまく活用しよう。
この施設の全景は下の写真のパンフレットの通りでまず初めにチェックインのためにこの施設を訪れる必要がある。
ここでまずはチェックインをしてシャンプーやボディーソープ、歯磨き(全て無料)などを調達してからコテージへ向かうのだが車は市庁舎前に適当に停めて財布だけ持ってフロントに行こう。鍵を貰ったらコテージまで車で移動するのでチェックインするのに荷物を車から降ろす必要はない。


この市庁舎は蚊取り線香やランタン、バーベキューセットなどのレンタル用品やワインや調味料の販売、自転車のレンタル、スノーモービル、コインランドリーなどありとあらゆるものが詰まっているので初めて来た際はチェックイン時に何があるのかを見ておいた方がより良い滞在に繋がると思う。






コテージ
2階建、1階にはダイニングキッチンとリビングとトイレ、2階には3ベッドルームとトイレと風呂があり大人数で滞在するのに十分な広さ。また、外にはバーベキューができるようにテーブルも配置されアウトドア初心者の方にはもってこいである。




基本的な設備は海外のサービスアパートメントをイメージしていただければ問題なく、食器用洗剤、サランラップから電気ケトルまで生活に必要なものは揃っている。あえていうならゴミの分別が結構しっかりしているのでゴミを分けられるよういくつか自前でコンビニのビニール袋を持ってきた方がいいかな、というぐらいであった。




そして階段で2階へ上がると3つのベッドルームとユニットバスがある。今回は夏場だったので問題はなかったが冬の滞在での暖房関係はどうなのかな。メインベットルームにはヒーターがあったので問題ないと思うが一応確認した方が良いかもしれない。
また、シャワーは夜間にお湯を作るシステムの為、湯量の制約がある。今回の利用では大人2名が特に節水を意識せず利用し問題なかったが仮に大人数での宿泊であればその辺は少し留意したほうが良いかと思う。





外にはバーベキューテーブル。夜は虫との戦いになること必至。
バーベキューをする場合はバーベキューセットのレンタルを事前予約しよう。


このコテージで唯一残念だった点をあげるとトイレやバスルームのドアが閉まらない点であった。(ドアの建て付けが悪い)基本的には気心が知れている人との滞在が前提だとしても基本スペックは維持して欲しいかな。
施設内設備
農園や養鶏場、ドッグランがあったりヤギ、馬がいたりして散歩しながらゆっくりできる。市庁舎の前にはレストラン(数日前に予約必要)や大人数で食事できる場所もあり大人数ででワイワイ食事するのも楽しそうである。
基本的には市庁舎周辺に全ての施設は集まっているが、ゆっくりコテージの周りを歩いてみるのも楽しい。
長期で住んでいる方も結構いるようでコテージに表札がかかっていて郵便局の車が郵便物を届けているのを見かけた。生活用品が揃っていてすぐに新しい生活ができる環境なので金さえあれば1、2ヶ月の長期滞在も面白そうだ。
夏場は花火も市庁舎近くの指定された空き地でできる。その際、指定された周辺はマジで真っ暗なのでランタンや懐中電灯の用意は忘れないようにしよう。









農園で取れる野菜は自由にとって良いし鶏からは卵を頂いて目玉焼きを作っても良い。朝食を予約すればタマゴご飯が食べられるようだが今回は利用しなかった。
また、正直ドッグランは手入れが届いていない感じなのでそこまで期待しないほうが良いかとは思う。ただ、コテージ周辺に池があったり小川があったりなので犬と散歩したら楽しそうだ。


コテージ内にあったパンフレットに冬場の写真があった。冬に訪れるとまた全然違った表情が見れそう。
昼はスノーモービルやバナナボートで遊んで、夜は暖炉で暖かくなったリビングでゆっくりしてみたいものである。


近隣の見所
帯広市街地まで40分ほどなのでおすすめラーメン屋さんを下記リンクでご紹介。巨人軍の駒田さんも訪れたことのあるらーめんみすゞ(みすず)はおすすめである。
また、このフェーリエンドルフには温泉がないので市内の泉質がしっかりしたスーパー銭湯を利用するのも良いと思う。
また、十勝、帯広といえばトウモロコシである。
トウモロコシを収穫するショートアクティビティーなどもあり現地で食べると旨さ倍増、こんなに甘くて美味しいトウモロコシが世の中にあるなんて、と感動すること請け合いなのでここまできたらトウモロコシを狩りに行こう。
まとめ
自然を身近に感じながら都市の利便性も確保できる中札内フェーリエンドルフでの生活。たった2泊で何がわかるのかと言われたらおしまいだが自然の中でオーガナイズされた生活は不便なく、かつリラックスされた生活が送れると思う。初めてのコテージ滞在であったが快適な滞在でホテルとはまた違った環境での滞在を楽しめたと思う。
中札内フェーリエンドルフ の詳細はこちらから。
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おしまい。
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