今回は2020年7月に行った9泊10日の北海道旅行で訪れた霧の摩周湖、硫黄山&屈斜路湖を望む美幌峠、砂湯という観光スポットをご紹介。北海道の観光地は移動に時間がかかり色々大変ではあるがこの4つのポイントは弟子屈町にある川湯温泉街から車でぐるっと回っても半日ぐらいで収まる訪れやすいポイントである。
ご参考までに9泊かけた今回の旅のルートはこちら。
摩周湖第一展望台
今回宿泊した川湯観光ホテルから車で約40分のところにある霧の摩周湖。Xが訪問した日もまさにドンピシャで霧がかかっており何にも見えなかった。
下に記す美幌峠もそうだが今日は一日中天気が悪い、とわかっているのならば迷わず眺望系の観光地は予定から外し、違うアクティビティーに切り替えることをオススメする。霧の隙間から絶景を見れるかも、と淡い期待を持って頑張って行ったが世の中そんなに甘くない。
駐車場代は500円。霧で何も見えなくても500円だ。
霧で何も見えなくてもお土産やさんと小さい食べ物屋さんがあるので利用されたし。




硫黄山
霧の次は煙を見に行く。
ここは川湯観光ホテルから車で約5分、遠目からでも煙が立ち込めて山肌も白くなっているので一目で発見できる観光スポットである。
硫黄山は別名アトサヌプリというアイヌ語で呼ばれ、裸の山という意味だそうだ。特に何がある、というわけではないが地球が生きているということを実感できる硫黄臭いスポットである。
駐車場は摩周湖の第一展望台のパーキングチケット(500円)がそのまま使えるので摩周湖に行ったらまとめて硫黄山も観光ルートに組み込もう。
ちなみに仮にパーキングチケットを無くしたとしても摩周湖に行った証拠を見せれば無料にしてくれる。Xも摩周湖で買ったチケットをなぜか車の中で無くしてしまったがパーキングの受付のおばちゃんに摩周湖でとった写真を見せたらタダで入れてくれた。


別に山登りをする場所ではないので15分もあれば見学は終了するが山肌はゴツゴツしたデカイ岩がゴロゴロしているのでサンダルとかだとちょっと危ないかも。
登っていく途中に噴き出している蒸気に触ると火傷するから気をつけて、という立て看板もあるので調子に乗って噴き出しているお湯や蒸気に触らないように気をつけよう。




美幌峠
美空ひばりの歌にもなっている美幌峠。晴れている日は絶景なんだろうなとたまに見える霧越しの眺望からでも予想がつく場所であった。しかし見えないものは見えないのである。
ここは川湯観光ホテルからおおよそ40分の距離にあり峠に近づくにつれ道がクネクネし始めるが本州の山道より格段に走りやすいのでご安心を。
駐車場に車を停め、10分ぐらい坂道を歩くと一番上の眺望の良いところにたどり着く。しかしながら天気が悪いとご覧の通り何も見えない。
ただ、中島がうっすら写っている下の写真を見ていただくと分かると思うが晴れていたらかなり綺麗な風景というのは容易に想像できた。日頃の行いが悪い、ということで諦めた。




屈斜路湖・砂湯とクッシー
上記のスポットで霧と煙を十分満喫したら幻の恐竜であるクッシーに会いに日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖の畔に行こう。
川湯観光ホテルから車で約10分、あっという間に到着できる観光スポットである。
クッシーという響き。ネス湖のネッシーに影響を受けて付けたのだろうが若干安直な感じは否めない。
しかしながらそれでも日本全国で知名度のある恐竜に育てたマーケティングは素晴らしい。
今回初めてクッシーの顔を拝見したがやや脱力系、東南アジアの遊園地のオブジェにありそうな安い顔ではあった。ちなみに2000年以降は彼の目撃談がないらしい。もう死んじゃったのかな。残念だ。


ということで今回はまだ見ぬクッシーは諦めて湖畔から温泉が出てくるという面白スポットの砂湯をご紹介。
ここはネットでググって発見した観光スポットであったがお金もかからず貴重な体験ができるナイススポットであった。しかしながらこれだけだと30分もいれば飽きるので貸しボートに乗ったり食事をしたりして屈斜路湖を満喫しよう。


湖畔は砂浜になっているのでそこを10センチほど掘ってみると温泉が出てくる。ちょうど湖の水際周辺が温かいお湯が出てくるポイントになっているようだ。
湖の水は当然冷たいので水際で足を湖水の下の砂に埋めながらじっとしていると下からの熱と湖の冷水が混ざってちょうど良い温度になる。
水際から離れた内地でも掘れば温泉は出るが熱すぎてじっと足をつけていられない程ヤバ目の場所もあった。


ちなみにタオルやシャベルを使いたかったら近くのお土産屋さんで貸してくれる。
今回は行かなかったがこの周辺には野外の無料露天風呂などもあるそうなので興味ある方はググってみよう。


以上、摩周湖、屈斜路湖半日観光コースをご紹介。
天気が悪かったおかげで期待通りの眺望は頂けなかったが実際に足を運んで見えることは多数あり。
自分の目で見るのと写真で見るのは大違い、読者の皆さんもぜひ足を運んでいただければと思う。
おしまい。
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