今回は2020年7月に行った9泊10日の北海道旅行で宿泊したホテルをご紹介。旅行4日目に宿泊した知床はウトロ温泉にある知床第一ホテルである。
ご参考までに9泊かけた今回の旅のルートはこちら。
今回もアメックスのトラベラーズプレミアカードでホテルを決済し5倍ポイントを貰おうという前提だったので日本旅行を通して予約。2名2食付き2泊とゾロ目宿泊で78000円というGO TOトラベルキャンペーンが適用されたら割引で現地ツアーへの参加代金ぐらい出てしまうプライスであった。しかしながらアメックストラベラーズ決済で約4000マイルたまると考えればまあ良いとしよう。
このホテルは施設は豪華。食事処もバイキング形式で綿あめやクレープを目の前で作ってくれたり、寿司カウンターで寿司を注文できたり(その場で握ってくれる)おっさんにも子供にもフレンドリーな家族連れ向けのホテルであった。
アクセス
こウトロにある信号機はたったの4機。そのうち自動で動く(赤になったり青になったり)のは2機のみ。(現地アクティビティーに参加した時のガイドさん談)
その貴重な2機うちの1機が設置されるこの街最大の繁華街の交差点(セブンイレブンとセイコーマート、そしてENEOSが並んでるだけ)から車で3分。坂を登った先に位置する。
今回のルートで考えると網走ぐらいまではまだ人気(ひとけ)があったがここまで来ると夜間の散歩は懐中電灯必須、闇しかない。
というよりコンビニに徒歩で弁当を買いに行ったらヒグマや鹿に出くわしてアニマルアタックを食らったとしても不思議ではないのでもはや昼夜問わず徒歩で出歩かない方がいいと思う。
ドラクエのごうけつぐま、あらくれパンダ(知床にパンダはいない)、古いところではキラーリカントみたいな猛獣があらわれた!と言われても魔法使いや戦士とはかけ離れた主にデスクワークのXには対応は難しい。
外観


夜間に外に出てみたが、ホテルエントランスから20メートルほど離れると漆黒の闇、白い車が停車していたとしても存在ごと消し去られる。懐中電灯を持って行こう。
フロント


前日の網走湖荘ホテル宿泊に続きしっかりした顧客対応で、このクラスのホテルにしてはかなりコスパは高いのではないだろうか。1泊7万以上するようなホテルでは珍しくない個別対応は望めないものの、世界遺産を擁する観光地・知床でグローバルな顧客を相手にしてきただけあって近すぎず、遠すぎずの接客は素晴らしい。


このロビーから見える夕日は非常に綺麗でカップルにおすすめ。
部屋
なぜか写真をちゃんと撮っていなかったので微妙な写真を2枚。


今回泊まった棟は最安値の西館。部屋は網走で泊まった部屋より狭く8畳に縁側がついていたようなオーソドックスな部屋であった。当然清掃はしっかり行き届いている。
食事
夕食


ロシア語表記もある入り口の門を通り抜けると巨大な船が置いてあり、なかなかの金の掛けっぷりだ。この食事会場は広くかなりの収容人数を誇るのではないだろうか。夕食はバイキング形式、好きな物を好きなだけ食べられる。種類も豊富でパスタからラーメン、ステーキから海鮮までなんでもあるフードコートのようだ。
また、クレープやチョコレートフォンデュ、わたあめやワッフルなどをその場で作ってくれライブ感のある演出で子供が喜ぶ仕組みもあり縁日みたいな一角もあった。




朝食
朝食は夕食のようなお祭り要素は消えて落ち着いた様子。前日に網走湖畔にある網走湖荘に宿泊した時にも感じたが、しばらくインバウンド向けの食事提供をしてきた経緯から温泉=和食というより、どの国の人でも食べれるような多様性が考えられたメニュー構成になっている感じがした。




温泉
このホテルはとても規模が大きくなんでもデカイ。チェックインし夕食を食べてそのような印象を受けた後、バスタオルを部屋から持って温泉に行ったがその期待にしっかりと応えてくれる施設であった。
風呂の種類は10個弱ぐらいあり埼玉あたりのスーパー銭湯をそのまま持ってきたような大きさ。(やや誇張気味)大きな窓からは壮大な山々が望め見晴らしも良くリラックスするには十分、贅沢である。
また、この温泉で良かったのは水質によるものなのか清掃がハイレベルなのかは分からないが浴室内を歩いていて足元にヌメりがない。浴室を出る時出口ドアまでの歩くと通常の温泉であれば足元がヌメヌメして気持ち悪いのだがそれがない。これって結構貴重。




館内ファシリティー
館内にはゲームコーナー(コロナの為閉鎖中)、子供用の温水プール、お土産コーナー、マッサージ、自販機コーナー、コインランドリーなどジャパン温泉要件を一通り網羅。生活するにあたり金さえあれば不足と感じるものはなかった。
また各階の廊下には自販機やアイスディスペンサーなどもあり便利。(この時はコロナにより使用不可)




近くの観光スポット
北海道ミシュランに輝いたらーめん波飛沫や知床世界遺産、各種ビジターセンターなど近くに訪れるべくスポットはたくさんあり観光に適した立地。羅臼町へも約40分ほどでいけるので東側の海を見たければすぐにアクセス可能だ。
まとめ
このホテルは知床では北こぶしに次ぐ大型のホテルと聞いている。ここに宿泊する前日に網走でホテル網走湖荘に宿泊した際、マッサージのお姉さんに知床の事前調査をかけるとウトロ地区のホテルでは北こぶしが一番とのこと。その話を聞いて北こぶしホテルをググって見ると確かにその通り、とても良さそうなホテルだった。
しかしながら設備、エンタメ性、立地、食事において今回は全て満足な滞在であったので宿泊費を今回より上げて満足度もその分比例させるには2泊では物足りないかなとも思う次第であった。高級ホテルは長期滞在ほど威力を発揮する。
外国からの観光客もいない現在はコスパよく泊まれるホテルなので知床に行く際はぜひ選択肢の一つに入れると良いかもしれない。
知床第一ホテルの詳細はこちらをご参照。
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おしまい。
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