今回は2020年7月に行った9泊10日の北海道旅行で訪れた6つのラーメン店をご紹介。今回の旅行で訪れたラーメン店は以下のラインナップ、一気にご紹介すると無駄に長い記事になってしまうのでシリーズ企画で2店舗ずつご紹介できればと思う。
今回のご紹介は下記で太字表記している2店。
- 梅光軒(旭川泊)
- だるまや(網走泊)
- 波飛沫(知床泊)
- 弟子屈らーめん(川湯温泉泊)
- らーめんみすゞ(帯広泊)
- 空(新千歳空港)
ご参考までに9泊かけた今回の旅行のルートはこちら。このルート上のらーめん屋を追っていく。
旭川・梅光軒本店
旭川で山頭火と並んで有名なお店。前回ススキノで山頭火は食したので今回は梅光軒の旭川本店に行く事に決定。
場所は駅近くの商店街に位置し、今回の宿は駅からほど近いマンションにAirbnbで予約した為、いつも通り宿でひたすらビールとワインを飲んだ後に訪問。気がついたら刻は22時を回っていたが徒歩で行ってみた。因みに一緒に今回の旅行に同行した嬢は体重管理のためここで脱落。


旭川・梅光軒本店の立地
グーグルマップを見ながら旭川の街を歩きメインストリートである買い物通りに到着。人は少ないがさすが北海道第二の都市である。店がたくさんある大都会だ。
この明るさならクマとかは出てこないだろうと安心して徒歩で店前に到着すると綺麗に看板は仕舞われていた。というかラストオーダーは20時30分まで。店閉めるのが早過ぎるぜ旭川。


過ぎ去った時間は戻せない、もっと早くベロベロになっておけば良かったと後悔しながら山頭火の本店へ。行ってみるとこの時期コロナのおかげで観光客なんかほとんどいないと見込んでいたのに長い行列ができていた。ベロベロ&1人訪問ということもありこんな列に並んでたらトイレ行きたくなって脱落してしまう→この行列を待つのは無理。と判断し近所のラーメン屋をググる。
すると徒歩圏内に武田家という家系ラーメンを発見。Xは首都圏の家系ラーメンはかなり食べたが北海道の家系は未知数、ということで1秒でロックオン。
今考えるとらーめん天金など他の選択肢もあったが酔っ払っていた為判断力が鈍っていた。
そして到着。
旭川・武田家


店に入るとグリストの匂いが充満している。。。
しかし数々の飲食店での仕事を経験したXにとってはグリストの匂いなど3分もすれば慣れるだろうと気を取り直しビールとラーメンを注文。
5分もせずにビールより先にラーメンが到着。そしてビールを待っていると店員さんがキリンビールを持ってきた。作り間違いが回されたのかな、と若干機嫌が悪くなったところで食べてみると。


やたらラーメンが出てくるのが早いと思ったら麺に火が入ってない。
最近の所謂家系に属するチェーン系の麺はパサパサ感が強いので「麺柔らかめ」で注文しとけば良かったと後悔する。麺の量も北海道のスタンダードに漏れず多め。もはや魑魅魍魎の世界になっていた。
旭川におけるらーめんエクスペリエンスは失敗。
網走・ラーメンだるまや
網走監獄や流氷センター見学後、ネットで調べたラーメンだるまやを訪問。
今回は網走湖荘ホテルに宿泊し、流氷センターや網走監獄を回ったがこのだるまや含めて移動時間がそれぞれ車で10分ぐらいで到着でき、この街は非常にコンパクトで回りやすい印象である。
街の様子としては歩いている人もおらず雰囲気を言葉で示すと殺伐、荒涼、という表現がぴったり、さすが網走監獄を擁する街だと素直に思える街並みであった。
夏だったからまだ良かったものの秋とか冬に訪問したら網走刑務所を出所した荒くれ者が日本酒の一升瓶片手にウィーとか叫びながら街を闊歩していそう、ついでに言うならばその辺の海上で身元不明の死体が浮かび上がり網走警察のパトカーがサイレンを鳴らして現場に急行するのが容易に目に浮かぶエキサイティングな街並みだ。


そんな初見のイメージの街にあるラーメンだるまや。
前評判でドロラーメンと言うまさにドロドロ、食べたら血糖値が一気に上昇しそうな名前のラーメンがうまい、とのことで濃い味が大好きなXはこの店をチョイス。
店舗の様子とらーめん・唐揚げライスセット


店内に入ると街には人が歩いていないのにも関わらずさすがは人気店、13時ぐらいの訪問であったがひっきりなしに来客がありこの街のどこから人が湧いて出てくるのか不思議なほどであった。


そしてメニューを見るとお目当のドロラーメンを発見。これを迷わずチョイス。サイドメニューとして唐揚げセットを注文してみた。


そしてしばらく待っているとまずは唐揚げ到着。北海道産の鶏の胸肉である。かなりボリュームがありライスも食べきれるかどうか、と言う量である。


そしてラーメンを食べるとなかなか美味い。
しかしながら京都の天下一品のような系統のドロドロを期待して来店していたものありパンチ力はあと一歩、といったところであった。
そもそも常軌を逸したスーパードロドロらーめんである天下一品をイメージする方が悪いのであるが普段、前回の札幌旅行の記事「〆の夜らーめん4days in ススキノ&新千歳空港ラーメン道場の朝 - sekaiの違い」に出てくるような凶暴&体に悪そうなガッツリ系らーめんを夜の〆として食べてるので基準が狂っても仕方ない。
しかしながらシラフの状態であっても北海道唐揚げ、ドロラーメンはとても美味しくセット料金で1010円と考えると非常にリーズナブルであった。
また店員さんも非常に手際よく目の届いた接客で安心できる。ちなみに連れの嬢はエビらーめんを食しており、ちょっともらったがあまり好みではなかった。
冬に流氷を見るため網走へ再訪したいと考えているがその際にまた是非食べたいらーめんであった。
次回は知床のミシュラン獲得店・らーめん波飛沫&霧の摩周湖レイクサイド弟子屈町・弟子屈ラーメン総本店をご紹介。
続く。
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