前回のオススメ北海道飯 in ススキノの記事「風俗嬢 in ススキノ がオススメするらーめん&ジンギスカン7店 - sekaiの違い」では嬢から聞いたグルメスポットを集約したが、如何せん自分が体験してないことを文字に起こしたので味気ない記事になってしまった。今回はそれを払拭すべくXが飲みの〆らーめんとして実際に行ったお店をご紹介。
昼間に色々観光してドMなバニーちゃんやソープ瑠璃蝶に行き、広大な北海道で育った道産子嬢から癒しをもらったあと夜はホテルの部屋でコンビニで買ったビールとワインをひたすら飲み、寝る前にガツンとらーめんを食べる3泊4日のススキノ旅行。
おかげで3キロ太ったがコロナが落ち着いたらドイツを含んだヨーロッパへ遠征をしようと目論んでいた為、ヨーロッパ嬢に舐められないようバルクアップするべきだ、と自分に言い聞かせ今回も漢の修行をしてきた。
1日目


空腹時に飲むビールは格別、脳にガツンと効く。やはり夜寝る前にらーめんを食べて意識を失う、という目論見書ベースで考えるとまずはツマミなしのアルコール摂取に限る。そして程よくアルコールが身体中を駆け回り時間が経って血糖値が若干下がり始めた頃ホテルを出てらーめん屋に赴いた。
もぐら


酔っ払ったXは取り敢えずホテルの並びにある一番近いラーメン横丁に到着。アパホテルから徒歩3.4分であろうか、緑色の看板のらーめん横丁で発見したのはもぐらというお店であった。その名前は事前調査で引っかかっていた店舗であったが入店動機の決定打となったのはなかなか興味をそそる店前看板であった。


このポスターを見てしまったら店に入らないと失礼に当たるだろう。Xジャパンも食べたバターコーンらーめん。ヨシキも全国ツアーでサッポロに来てドラムを叩き終わりステージ上で派手にぶっ倒れた後、体を引きずりながらこの店に来たハズだ。
写真のメニューにあるタラバガニらーめんも食べたかったが死ぬほど高いのでバターコーンらーめんに決め入店しカウンターに座る。そしてビールを注文。ぐびぐび飲んでいると濃厚なバターコーンらーめんが到着。


すすきの初日にして北海道は凄いところだと知った。
美味いし麺の量も他の地域と比べると若干多く、酔ってらーめん食って意識を失うにはちょうど良い塩梅であった。味も濃いので中毒性も高い。
何よりこの横丁、今回泊まったアパホテルススキノ駅前から近いのは便利。
2日目
昼の観光で電波系ハウスの訪問も終わり少年よ、大志を抱けで有名なクラーク先生について書かれたパンフレットを札幌時計台でゲットしたのでそれを片手にホテルで晩酌。


ひとり旅特有の2日目夜の疲労感を楽しみながらビールとワインをかっ喰らい、初日と同じく血糖値が下がりかけた頃にホテルを出る。
今日の訪問予定先はすみれである。誰もが知るこの名店はホテルから徒歩5分圏内である。地図で見た位置関係はこんな感じ。
そしてすみれに向かって歩いているとその手前で過去に見たことがある店を発見。
5年ほど前に(多分)バンコクで食べて以来ご無沙汰だった山頭火であった。
山頭火
5年前はラーメンに興味がなかった為、たまたま見かけた山頭火にふらっと寄ったが、当時はfrom北海道は旭川とは知らなかった。


あれから5年経ち40歳オーバーになったXとしては過去のバンコクでの甘い思い出(嬢と一緒に食事した)がリンクしてしまいついつい入店。
このイレギュラーによりすみれは今回の滞在では食べられなかった。
しかしながらさすが山頭火。旨かった。
後で調べるとここはFCで色々トラブっているようだが悪い意味でなく北海道で酒を飲んでればなんでも旨い。


旨すぎた為、滞在2日目にしてこの街に長々といたら糖尿病になって死ぬかも、と悟る。
そしてついつい心配になって糖尿病県別ランキングでググってみると北海道は意外とランキングは下の方。道民は特殊な内臓を持っているようだ。
3日目
The ラストナイト in ススキノ。最後の夜もキンキンに冷えたビールとワインでホテルの部屋で一人晩酌。サクラビールとクラシック。最後の夜はどちらにしようか迷ったがやはりクラシックに軍配があがる。
今宵はらーめん・てつやで最後の札幌らーめんを〆ようと考えていたが、ビール3本とワインを飲んだら酔っ払ってタクシーで行くのが面倒になり近所で気になっていたラーメン屋へ。この店は夕方になると店からニンニクの匂いが溢れており、店の前を通る度に嗅覚を介して脳内麻薬を刺激してくる策略店舗であった。
とみの屋
アパホテルすすきの駅前ホテルを出て徒歩30秒。食べすぎて具合悪くなった場合であっても這ってでも帰ってこれる距離である。
ニンニクの匂いがたまらない。


店内に入りとりあえずグラスビールを注文。グラスビールの飲みきりサイズは助かる。
メニューを見るとにんにくを推したメニュー構成になっており、店外まで流れていたニンニクの匂いは合点が行く。迷わずニンニク仕立てを注文。


そして待つこと5分少々。らーめん到着。


食してみると完成度という意味では有名店のような洗練された域には及ばず雑味はあるがパンチのあるニンニクで全てを丸めている。
つまり旨い。
若干、二郎に寄せているかなとも感じたが万人受けする範囲に留まっており、凶暴な雑味が逆に中毒性を引き出している感じもあった。と、偉そうに感想を述べているが酔っ払いの札幌〆のラーメンとして悔いなしの一品であった。
4日目
4日目のフライトは13時。朝飯に空港のラーメン道場でらーめんを食おうと計画。早めに新千歳空港に到着。


時間は朝9時30分。通常の生活ではまずらーめんを食べようとは思わない時間帯であるがここは北海道、意を決してらーめん道場へ。しかし到着したはいいが朝早すぎて真っ暗。従業員さんはいて開店準備はしているもののオープンには至っていない状況であった。


まじか。と思いながら奥の方に歩いていくとけやきが営業をしていた。
けやき
ここも名の知れたらーめん店。前日にとみの屋でにんにく仕立てのらーめんを食した際の胃もたれダメージを無視して入店。メニューをみるとらーめんにカニが浮いてやがる。
マジで旨そうだ。
値段は1500円ぐらいだったので臆せず注文した。


この日は旅行最終日。プランは東京に帰るだけでここまでくれば安心、ということでビールも頼む。キンキンに冷えた今回最後のビール。
朝9:30分にビールを飲むのは通常の生活であれば朝まで飲み倒して意識を失い、目が覚めたら歌舞伎町のすし屋だったとかカラオケだった、とかそんなシチュエーションで二日酔い防止の為もう一回飲み直すか、という時ぐらいだ。
シラフで朝にラーメン屋でビールを飲む。おっさんになったものだ。と自分のおっさん度を客観的に確認しているとらーめん到着。


旨すぎる。
この店舗も知っている範囲での北海道の例に漏れず麺の量が多く、朝っぱらで酒飲みながら、としては少し重いが美味しいものは美味しいのである。カニは反則すぎる。
まとめ
アルコール+らーめんの組み合わせがイケるのは人生において残り何年であろうか。
バンコクおすすめシリーズ「バンコク 大人のオススメ昼間の暇つぶしサウナ3選 - sekaiの違い」の冒頭で「40のおっさんはあと残り何年間、嬢と擬似恋愛ができるのか」と問いかけたがそれと同じく一度きりの人生、後悔のないようにアルコールとらーめんを気の向くままに摂取しようと決めた漢のススキノ旅行であった。
また2020年7月後半に北海道に行くことにしたので新しい店を開拓してみようと思う。
おまけ。
空港で帰りに買った一幻の海老味噌。家帰って食ったら死ぬほど美味かった。持ち帰りインスタントで激ウマレベル。洗練具合とバランスで考えると今回、最も素晴らしいらーめんだったかも。西新宿にも店舗があるので行ってみよう。
おしまい。
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