クチトンネル観光も終了し3日目の夜。
昨日でレタントン日本人街の様子は大まかにわかったので今日は西洋人地区だ!ということでブイビエン通りに行くことに決定。しかし兄貴Hはホテルで休憩とのこと。(うさび飛びが効いたのだろう)じゃあ一人で行こうと思ったが時間はまだ早く、ブイビエンは盛り上がっていないだろうと予測し、まずは日本人街でガールズバー。コーガーという香草の効いた裂きイカみたいなものを食べながらビールを飲む。みんなタニヤばりに日本語うまいね。
歌舞伎町で飲んでいるかのように異国情緒がなく、面白くないのでサクッと飲んでグラブのバイタクで夜のブイビエンへ!ちなみにタクシーよりバイタクのほうが危ないけど短い距離なら安くていいと思う。車の交通量がバンコクより少ないので大通りを走るとき「車の間を縫っていく」ようなあの危なさはさほど感じない。でも危ないことには変わりはないのであくまで自己責任で。
そして到着。この時間帯(21時ぐらい)のブイビエンは初めてなので昼との違いにびっくり。なかなか栄えているじゃないか。
そしてここでのターゲットは事前に調査しておいた連れ出し飲み屋!(ビアオムっていうのかな?)この国の遊びの形態がよくわからないのでシステムが簡単そうなところをターゲットに定めここに決定
客引きを無視してずんずんブイビエン通りを歩いていくとブンチャー145を通り過ぎ、ついに目的のT字路に到着。右に目をやると明らかにそれっぽいバーを3.4軒発見!まずは一度店前を通り過ぎ物色、嬢の質確認。一番よさげなバーに入店する。メニューを見ていると嬢2名が寄ってきてテーブルにまとわりつく。
この時にやや違和感を感じる。嬢2名のうちの一人の嬢の顔を2秒ぐらい凝視し、「よく見なくても釜だなこれは。」と気づく。しかしながら話してるとなかなか気立ての良い釜で飲みっぷりも男勝り。(男だけど)。バンコクで散々釜は相手したので新鮮味もクソもないのだが、共産主義国の釜というのはイメージがなかったので興味がてらガンガン飲ませる。
今日の昼間はクチトンネル観光で硬派で愛国心溢れるベトナム人のイメージがXの脳内を占拠していたが、夜はナヨナヨした釜ベトナム人と戯れる、という訳わからんギャップのあるシチュエーションに頭が少し混乱。まあそれも時代の流れということで良しとしよう。
その後、飲ませすぎてお金が無くなりそうだったので釜じゃないほうと隣のホテルへ行くことを決定。当然、事の成り行き上バトルロイヤルを申し込まれるがお金がないので却下を告げる。すると、釜が悲しそうな顔をしてこちらを見てる。それを見たXはなぜか心が居た堪れない。
酒を酌み交わした男同士の熱い友情の成立だ。
このせっかく育んだ熱い友情は無碍にはできない。非常に性格のいい釜だったので(外見は普通の釜)もうちょっと改造や化粧品に力を入れられるように、と破格のチップをあげ(50万ドン)片割れとホテルへ。料金は200万ドン(1万円)。なかなか悪くないサービスであった。
ちなみに嬢の質はレタントンの勝ち。
そこからホテルに帰り、コンビニに寄ってなんか買おうかなーと思い、財布を見ると5万ドンしかない。。釜にチップを上げすぎたなと後悔しつつ、値段を慎重に見ながら飲み物を買う。
ベトナムの札は単位がでかすぎてまだお金あるなーと勘違いやすい。自分が極貧の状態であることに気付くのがレジでお会計の直前だったりするので注意しよう。
そしてホテルに戻り、今日の収支を確認しながら眠りにつく。
3日目終了。当初予定を立てたホーチミン滞在の目的6点の内、残すは下の2点のみ。
- ブイビエン通り探索
- レタントン(日本人街)のヘム探索
- B級品のチェック
- ベトナム戦争歴史探索
- ティンダーで素人を探す
- 床屋体験
戦争歴史探索は上記の表記通り、中途半端なので明日戦争博物館へ行くことにする。
続く。
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